2012年7月9日~10日、イタリアの首都ローマ中心部にあるティベリーナ島(テベレ川の中州)で行われたイベントに富士宮やきそば学会が出展しました。このイベントはイゾラ・デル・チネマという映画祭で、『日本の夏 2012』と題し、日本映画「テルマエロマエ」「告白」の上映のほか邦楽・武道・芸術など日本文化が紹介され、その来場者に富士宮やきそばがふるまわれました。
今回のミッションは、富士宮やきそば学会の昨年のニューヨークでの活動を知った在イタリア日本国大使館の石井書記官が富士宮市出身ということもあり、その招待を受け実現しました。渡邉英彦富士宮やきそば学会会長をはじめ、富士宮市地域力再生総合研究機構や、食を活かしたまちづくり「フードバレー構想」を推進する富士宮市の職員、愛Bリーグ(B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会)事務局職員を含め一行11名がイタリアに赴きました。
出発直前にイタリアでは調理用鉄板が使われていないことが判明し急遽日本から送ったり、食材の輸送には厳しい放射能検査があったりと、さまざまな苦労もありました。
イベント当日は、富士宮やきそばの屋台YAKISOBAR(ヤキソバール)の前は長蛇の列が途切れることなく、用意した1300食が瞬く間に終了しました。富士宮やきそばのモチモチした食感やソース味はパスタの国イタリアでも大好評で、おかわりに並ぶ人までいました。来場者には富士宮市の観光パンフレットや富士山の絵はがきも配り、富士宮市への訪問を呼びかけました。多大なご協力をいただいた在イタリア日本国大使の河野雅治氏を「富士宮やきそば特麺全権大使」に任麺?(=任命)させていただきました。
イベント終了後はポンペイに移動しました。ベスビオ火山や数多くの遺跡のあるポンペイは、富士山の世界文化遺産登録を目指している富士宮市と共通するところも多く、これを機に交流を深めていくことになりました。富士宮市立黒田小学校の児童が描いた富士山の絵を持参し、ポンペイ市の小学生が描いたベスビオ火山の絵と交換しました。また、ポンペイのダレッシオ市長を「ヤキソバサダー(YAKISOBASSADOR)」に任麺させていただきました。
イタリアでのミッションを無事成功させた一行は、ローマの古代競技場コロッセオ前で記念写真を撮り、「次回はコロッセオでB‐1グランプリ世界大会を開催しよう!」を合言葉に、益々夢を膨らませ帰国の途につきました。
富士宮やきそばの屋台 YAKISOBAR (ヤキソバール)の前で |
ローマでも大好評の 富士宮やきそば |
一生懸麺(命)焼いてます |
富士宮市のパンフレットも どうぞ |
富士宮やきそばを求めて 長蛇の列 |
在イタリア日本国大使を 「富士宮やきそば特麺全権大使」 に任麺させていただきました |
黒田小学校の児童が描いた 富士山の絵 |
ポンペイ市長に 小学生の絵をお渡ししました |
ポンペイ市長を「ヤキソバサダー」 に任麺させていただきました |
帰国後、黒田小学校で報告会 | 市役所でも報告会 | 次回はコロッセオで 「B-1グランプリ世界大会」を! |