富士宮やきそばとは
富士宮やきそばは、一般的に販売されている柔らかいやきそば麺とは違い、コシのある麺が特徴です。最初は、「なんだこのいつもと違う麺は」と感じた人も2度、3度と食べるうちに、コシのある麺の食感と独特の味付けが忘れられなくなります。 市内には、それぞれ味にこだわりをもったたくさんのやきそば店があります。
また、麺は富士宮市内にある製麺業者の麺を使用します。その特徴は、一般的な焼きそば麺の製造工程では蒸した後に一度茹でますが、富士宮やきそばの麺は茹でずに急速に冷やし、油で表面をコーティングします。そのため他の麺に比べ水分が少なく、独特のコシが生まれました。
富士宮やきそばが作られ始めた終戦後は冷蔵技術が乏しかったので、日持ちや行商に対応させるためこのような製法が確立していきました。
そうした歴史、特徴を生かしてまちづくりに生かしていこうと、富士宮市内の有志・ボランティアが連携して、富士宮やきそば学会を2000年に設立しました。その後、富士宮やきそば学会のさらなる活動の充実のために、2004年にNPO法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗を設立し、関係団体とも連携して、まちづくり活動を行っています。
平成30年12月に、最大の立役者であった、渡辺英彦会長ががんとの闘病の末、ご逝去されました。故:渡辺英彦会長のこれまでの功績、リーダーシップに最大の感謝と敬意をここに表します。
そして令和、新型コロナウイルス禍も発生し、従来の価値観でのイベント企画運営、団体運営がままならない中ですが、メンバー一同、多くの仲間、地域の人々と力を合わせてこの危機を乗り越え、新しい時代、新しい地域づくりの実践を行っていきます。
富士宮やきそば学会 団体概要
■団体名:富士宮やきそば学会
会 長 渡辺 英彦(故人:会長名義は同氏のみ適用)
代 表 渡辺 孝秀(ふじのみや本舗 代表理事)
運営専務 望月 史生(ふじのみや本舗 会員)
運営常務 田邉 元裕(ふじのみや本舗 理事)
■所在地:静岡県富士宮市泉町458
(NPO法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗内)
■連絡先:090-7678-9933(代表携帯)
「富士宮やきそば」の登録商標の管理については、故:渡辺英彦会長が設立した株式会社プロシューマー(代表取締役:渡辺研介)が行っております。→プロシューマーWEBサイト
沿革
年月日 | 出来事 |
2000年11月29日 | 富士宮やきそば学会設立 |
2002年5月 | 関連団体 特定非営利活動法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗 設立 |
2002年10月13日 | 天下分け麺の戦い 富士宮市「富士宮やきそば」 VS 北九州市「小倉焼きうどん」 |
2004年4月 | お宮横丁内にアンテナショップをオープン |
2010年 | 設立10周年 |
2011年~2013年 | 富士宮やきそば 世界プロジェクト実施 海外4カ国5都市にて世界展開PR (ニューヨーク・シアトル・バンコク・香港・イタリア) |
2020年 | 設立20周年 |