文化庁にて公募の「100年フード宣言」に当会として「富士宮やきそば」で応募し、令和4年3月3日に採択が決定致しました。
「100年フード宣言」とは
我が国には、豊かな自然風土や歴史に根差した多様な食文化が存在しており、文化庁では、その中で特に歴史性のあるものを文化財として登録する取組を進めています。一方で、全国各地には、比較的新しいものであることなどを理由に文化財として登録されていない食文化であっても、世代を超えて受け継がれ、長く地域で愛されてきたものが多く存在しています。本事業では、そのような食文化を「100年フード」と名付けるとともに、地域の関係者や地方自治体が100年続く食文化として継承することを宣言する「100年フード宣言」の取組を推進していきます。
文化庁HPより https://foodculture2021.go.jp/hyakunenfood/
- ①伝統の100年フード部門 ~江戸時代から続く郷土の料理~
- ②近代の100年フード部門 ~明治・大正に生み出された食文化~
- ③未来の100年フード部門 ~目指せ、100年!~
これら3つの部門で募集があり、当会では「③未来の100年フード部門」での認定になります。
認定基準は、
- 地域の風土や歴史・風習の中で個性を活かしながら創意工夫され、育まれてきた地域特有の食文化
(全国一律の食材や加工食品ではなく、地域に根差したストーリーを持つ食文化) - ②地域において、世代を超えて受け継がれ、食されてきた食文化
(単に一人、一店による料理ではなく、地域の広がりの中で、二世代以上に渡って継承され現存する食文化) - ③その食文化を、地域の誇りとして、100年を超えて継承することを宣言する団体が存在する食文化
これらのすべてが満たされていることが条件となっております。
各地の有名なソウルフードが名前を連ねるこちらの認定に「富士宮やきそば」が選ばれたことはとても誇らしいことです。
「未来の100年」部門ではありますが、富士宮のやきそばの歴史は戦後から。100年はもう目前。
B級グルメとして全国に知られた「富士宮やきそば」ですが、永く地元民に愛されつづけている伝統食であることを再認してもらう絶好の機会です。
今後も伝統を守りながらさらなる発信をを続けていきたいと思います。
尚、認定にあたって文化庁より100年フード公式ロゴが支給されましたが、認定団体以外の使用については届出が必要です。
企業・店舗・個人などでPRのためにロゴをご使用になりたい場合は事前に下記内容を添えてメールにてご連絡ください。
ロゴの使用方法や使用期限などについて追ってご連絡致します。
・申請者の名称、住所、代表者、担当者、連絡先(TEL、E-mail)
・使用目的
・使用方法(具体的に記載のこと。使用方法が分かる図等があれば添付のこと。)