2000年11月29日に富士宮やきそば学会が設立されてから10周年を迎えるにあたり、
2010年10月16日(土)クリスタルホール パテオン (富士宮市) に於いて記念パーティーを催しました。
受付ではヘラ型の手作り番号札で席をご案内。
小室直義富士宮市長をはじめ富士宮市議会議員、静岡県議会議員、富士宮市役所、富士宮商工会議所、製麺会社、観光や食品・酒造の関係者、愛Bリーグ (B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会) 事務局、静岡県内の愛Bリーグ加盟団体もしくは”食”でまちおこしを行っている団体 (浜松餃子・袋井宿たまごふわふわ・静岡おでん・すその水ギョーザ・みしまコロッケ・つけナポリタン・桜えびやきそば) 、NPO法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗、(株)プロシューマー (富士宮やきそば学会アンテナショップ) 他・・・と、これまで富士宮やきそば学会に関わってきた、あるいは支援してくださった180余名が集いました。
渡邉英彦富士宮やきそば学会会長、渡辺孝秀富士宮やきそば学会運営専務の挨拶に続いて、富士宮市長、富士宮市議会議員、静岡県議会議員、及び愛Bリーグ顧問であり日本経済新聞社特別編集委員の野瀬泰申氏からのご祝辞や、そのほかたくさんの祝電も賜りました。
地元では戦後から親しまれてきたものの富士宮市内でしか知られていなかった富士宮やきそばは、中心市街地活性化を目的としたワークショップに参加した市民らにより「富士宮やきそば学会」が設立され、やきそばG麺と称するやきそば店の調査・それに基づくやきそばマップやのぼり旗の作成を皮切りに、三国同麺・天下分け麺の戦い・ミッション麺ポッシブルといったおやじギャグのきいたユニークなイベントや活動を通じて、マスコミに取り上げられるようになりました。
また、公式ガイドブックを作成し、「富士宮やきそば」を商標登録させ、お宮横丁にアンテナショップをオープンしてからは、各地からやきそばを食べる目的で年間60万人もの観光客が富士宮市にお越しくださるようになりました。
さらに、第1回第2回B-1グランプリで2年連続ゴールドグランプリを獲得し、日本イベント大賞制作賞や総務大臣表彰の受賞を経て、その知名度は全国区になっていきました。
こうして行政予算ゼロの市民団体によるまちおこしは、2009年度までの9年間で439億円の経済波及効果をあげるまでになりました。今では”食”によるまちおこしの先進地として全国から注目されています。
パーティーでは花富士社中の皆さんによる「やきそば音頭」が花を添え、また静岡県内の愛Bリーグ加盟団体などからは、「富士宮やきそば学会に続け!」との決意表明がありました。
富士宮やきそば学会ではこの10年間のご支援に感謝するとともに、さらなる富士宮市のまちおこしに励んでいく決意を新たにしました。
これまでに発売されたカップ麺・柿の種・かりんとう・クッキーなどの食品や、タオル・携帯ストラップといった富士宮やきそば学会公認の商品、また「だいびんじょう (やきそばに合う日本酒)」や、絵馬ならぬ「麺馬(めんま)」といった会長の洒落のきいた品々をお土産としてお持ち帰りいただき、パーティーはお開きになりました。
渡邉英彦富士宮やきそば学会会長の挨拶 |
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いざ乾杯! |
静岡県内の愛Bリーグ加盟団体などによる決意表明 |
花富士社中の皆さんによる”やきそば音頭” |
席をご案内したヘラ型の番号札 |
富士宮やきそば学会公認商品のお土産 |
日頃はエプロン姿のアンテナショップメンバーと |